「今はサラリーマンだけど、いつか一人で稼げる力を身にたい!」
「副業始めたいけど、自分にもできることってあるのだろうか?」
そう考えながらも、行動に移せない人は多いです。
その理由の代表選手は、
・会社が副業を禁止している。
・休日は自分の趣味の時間に使いたい。
といったところです。
そこで、今日はそんな人でも簡単に始めることができる副業”Webライティング”について、おすすめできる3つの理由、
- 自分の好きな場所でスキマ時間に作業できる
- 本業で得た知識がそのままWebライティングに使える
- Webライティングで得たスキルが本業に活かせる
について詳しく説明します。
Webライティングの具体的な始めた方や、僕が初月いくら稼げたかも公開しますので、ご興味あればこの後も是非ご覧ください。
(目次)
・Webライティングとは
・会社の就業規定を確認しよう
・Webライティングがおすすめな理由3選
・Webライティングの注意点3選
・Webライティングの始め方
PCとWeb環境を準備する
クラウドソーシングサイトに登録
まずは、タスク型をいくつかこなしてみる
自己紹介文を丁寧に書く
プロジェクトに応募する
・初月収入イメージ
・まとめ
Webライティングとは
Webライティングは、クライアントと呼ばれる発注者から文章作成に関する依頼をクラウドソーシングサイトを経由して受注するお仕事です。発注者と受注者は、クラウドソーシングサイト上のチャットを使って連絡を取り合い、本名を明かす必要はありません。
報酬は、1文字何円といったケースが多く、文字単価1円程度の案件が多い印象です。
ただし、未経験者の初めの数本は、文字単価0.1円から0.5円で受注するのが一般的となっています。
収益よりも、まずは執筆実績を積むことが重要となります。
徐々に慣れてくると、文字単価1円に挑戦することもできますし、専門的な分野であれば2〜3円程度の案件もあります。
文章は、WordかGoogleドキュメントでの提出が一般的で、WordPressが使える方であれば更に単価UPも期待できます。
会社の就業規定を確認しよう
「ウチの会社は副業禁止だからWebライティングもできない」と思っている方は多いです。
そういう人に「会社の就業規定見たことある?」と聞くと、大体「見たことない」と答えられます。
一度、しっかり就業規則を確認することをお勧めします。
厚生労働省は、平成30年1月、モデル就業規則を改定し、労働者の遵守事項の「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という規定を削除し、副業・兼業について規定を新設しました。
さらに、令和2年9月の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」が制定されています。
副業・兼業の促進に関するガイドラインから一部抜粋します。
企業の対応(1)基本的な考え方
基本的な考え方 裁判例を踏まえれば、原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である。 副業・兼業を禁止、一律許可制にしている企業は、副業・兼業が自社での業務に 支障をもたらすものかどうかを今一度精査したうえで、そのような事情がなけれ ば、労働時間以外の時間については、労働者の希望に応じて、原則、副業・兼業 を認める方向で検討することが求められる。
このような国の要請を考えると、あなたの会社の就業規則も大幅に副業容認に変更されている可能性が高いと言えます。
仮に副業の許可性が残っているとしても、会社と利益相反の関係に立たず、会社に損失を与える可能性がないのであれば、思い切って会社に申請してみましょう。
厚生労働省のガイドラインによると、承認される可能性が高いと言えます。
ただし、公務員の方に関しては、「国家公務員法」「地方公務員法」で、兼業や副業が禁止されていますので、クラウドソーソングサイトを活用してのギグワークは避けた方が無難です。
Webライティングがおすすめな理由3選
まずはじめに、Webライティングをおすすめする3つの理由、
- 自分の好きな場所でスキマ時間に作業できるから
- 本業で得た知識がそのままWebライティングに使えるから
- Webライティングで得たスキルが本業に活かせるから
についてお伝えします。
おすすめ理由1.自分の好きな場所でスキマ時間に作業できるから
Webライティングはじめ、ネットビジネスの特徴は、インターネット環境さえあればいつでもどこでも仕事ができることです。
特にWebライティングは、パソコンとネット環境さえあれば、空き時間にサクッと執筆できます。
ちなみに、今僕はこの文章を会社の食堂でお昼休みにスマホを使って書いています。
おすすめ理由2.本業で得た知識がそのままWebライティングに使えるから
サラリーマンとして何気なく身につけたスキルはどなたにでもあります。
専門的分野でなくても、営業や一般事務などの経験も立派なスキルです。
仕事と直接関係なくても、会社から言われて渋々取得した資格などの知識も、Webライティングのネタとしては十分売れる内容です。
「実はそんなに詳しくない」分野の話であっても、とっかかりの知識があればその知識を使ってリサーチできるので、全くの素人からするととても学びが深い記事になったりします。
僕の場合は、仕事で覚えた「不動産」の知識を使って、不動産業者向けのITシステムのレビュー記事を書いています。
こんな感じで、「ちょっと人より知っている業界」の案件であれば積極的に取りにいきましょう。
おすすめ理由3.Webライティングで得たスキルが本業に活かせるから
Webライティングをすると、以下のスキルが身に付きます。
- 情報収集能力
- 情報発信力
- 文章力
この3つの能力は、どのビジネスでも活用でき、メール返信など日常業務においても非常に読みやすい文章が書けるようになります。
なぜこれら能力が高くなるのかというと、クライアントが情報の調べ方や文章構成につき、はじめにマニュアルやテンプレートを活用いて指導してくれるからです。
さらに、文章を書き終わったあとに、しっかり添削してくれるクライアントもいます。
これはお金を貰いながら文章力を高めることができる最高の学習方法と言えます。
Webライティングの注意点3選
当然、いいことばかりではないので、注意すべき点やデメリット、
- リサーチや執筆にかなりの時間がかかる
- クライアントからの修正依頼が多く凹む
- Webライティングだけでは食えない
についても、お伝えします。
注意点1.リサーチにかなりの時間がかかる
ご自身の専門分野で、広くて深い知見があるなら大丈夫ですが、通常クライアントから求められる記事は専門外だったりします。
その場合、執筆の前のリサーチに多くの時間を費やさないといけません。
せっかくのお休みが一日リサーチで潰れてしまうこともあります。
「めんどくさいな」という気持ちでリサーチしていると、即Webライティングが嫌になりますので、リサーチで「知識を得ている」というマインドで臨むことをお勧めします。
これは本当にそうで、リサーチした内容が記事になるだけではなく、自分の知見や見方も広がります。
次に同じような記事を書くときには、すぐ知識の引き出しから文言を引っ張り出すことができます。
注意点2.クライアントからの修正依頼が多く凹む
これは、Webライター誰もが通る道で、納品した文章にクライアントによる修正依頼がびっしりついて返ってきます。
初めは自分が否定されているような気がしますが、これは逆にあなたにこれからもお願いしたいと考えている証拠です。
正直使えないライターの文章であれば、クライアントが自分で修正した方が早いですし、それっきりさよならです。
ここは、お金をもらって勉強させて頂いているという気持ちで乗り切りましょう。
注意点3.Webライティングだけでは食えない
夢も希望もありませんが、Webライティングだけで生計を立てるのは無理ゲーです。
1文字いくらというクライアントワークである限り、文字を書かないと収益が発生しません。
また1文字あたり単価も、コンスタントに稼ぐには3円程度が限界です。
文章で食っていくには、ライターを束ねてディレクションしたり、自分のメディアをもったりしないと不安定極まりないです。
サラリーマンを続けつつ、そこで得た知見を記事にしていくというハイブリッド活動がお勧めです。
Webライティングの始め方
Webビジネスは、初期コスト少なく始めることができるモデルですが、その中でもWebライティングは一番ハードルが低いといっても過言ではありません。
PCとWeb環境を準備する
この2つは必須ですが、PCに関しては動画や写真を加工するわけではないので、中古のMacBook Air程度で十分です。
メルカリなどで3万円も出せば十分なマシンが購入できますので、状態の良いものを選んでポチりましょう。
文章に関しては、Wardソフトがあればベストですが、無料のGoogleドキュメントでもライティングできます。
Web環境に関しては、自宅Wi-Fiを用意頂くか、スマホとデザリングでも十分です。
カフェのWi-Fiや無料スポットもありますので、うまく活用しましょう。
クラウドソーシングサイトに登録
クラウドソーシングとは、仕事を発注したい人と、仕事したい人をWeb上でマッチングさせてるサイトです。
サービスは複数ありますが、以下の2 つが有名です。
ちなみに僕は不動産関連案件の多いランサーズを使っています。
登録数や報酬にあまり違いはないので、一度サイトを見に行って気に入った方に登録してみてください。
もちろん両方登録しても構いません。
まずは、タスク型をいくつかこなしてみる
クラウドソーシングサイトの仕事の種類は、主に「タスク」「プロジェクト」「コンペ」の3種類があります。
- 「タスク」:アンケートのような簡易的なライティング。手軽に誰でも参加できるものの、報酬は数十円程度。
- 「プロジェクト」:ライターがクライアントに提案して、採用されると受注できる。報酬は文字単価形式が多く、一文字0.2円〜5円とさまざま。
- 「コンペ」:これはライティングには少ない。店舗ネーミングやロゴなどの提案コンペ。
Webライティングは、基本的にプロジェクト案件を受注することが前提となりますが、実績0の方がいきなり
プロジェクト案件を受注するのはかなり難しいです。
まずはタスク案件を5個程度こなして実績を作りましょう。
自己紹介文を丁寧に書く
自己紹介文は重要です。クラウドソーシングは、クライアントとライターが一度も会わず、チャットで会話する方式です。
したがって、自分がどのような人で何を得意とするかは、文字でしっかり表現する必要があります。
この紹介文は、1日かけてじっくり書いても構わないくらい大事ですので、この機会に今の自分を棚卸ししてみましょう。
注意すべき点は、「自分語り」をしないこと。
どこ出身でどんな学歴・職歴で、趣味はホニャララで、こんな実績ありますよ、いえ〜い!
みたいなことを書くのはやめましょう。
クライアントはそんなこと1mmも興味ありません。
自分はどのような記事を書けるのか、できれば保有する資格を明記して権威性を与えたコンテンツ提供が可能など、クライアント目線で自己紹介文を書きます。
また「納期は守ります」や「文章修正に関しても柔軟に対応します」など、クライアントの不安を和らげる文言も有効です。(もちろん嘘はいけませんが)
紹介文は後からでも変更できるので、ある程度まで書けたら次のステップに移りましょう。
プロジェクトに応募する
自己紹介文ができたら、プロジェクトに応募してみましょう。
初めは「初心者歓迎!」案件や、単価の低い(0.2円)程度の案件に応募するのが好ましいです。
いきなり1円以上を狙いに行っても、実績がないライターはまず選んでいただけません。
それよりも、まずはライティングを練習するつもりで2、3記事書いてみることをお勧めします。
初めはプロジェクトに応募しても、受注できるのは10%〜20%ですので、めげずにガンガン応募してください。
初月収入イメージ
僕が試しに1月頑張ってWebライティングした結果をお伝えいたします。
作業時間:平日2時間、休日6時間程度、1ヶ月の稼働時間は50時間
記事数:8記事(合計約44,000文字)
収益:42,905円
時給換算で858円なので、決していい仕事ではありませんが、文字単価が上がればこれが倍になる可能性もあります。
何より、ライティングによって様々な知識やスキルが身についたので、そちらの価値向上の方がインパクトは高いです。
まとめ
今回は、副業するならWebライティングがおすすめな理由、
- 自分の好きな場所でスキマ時間に作業できるから
- 本業で得た知識がそのままWebライティングに使えるから
- Webライティングで得たスキルが本業に活かせるから
をお伝えしました。
休みの日に、ついついぼーっと過ごしてしまう方、一度検討してみてはいかがでしょうか。
世界がちょっと広がりますよ。