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#44_みんなで子育てするシェアハウスを日本中に作りたい

僕の両親は共働きだったんで、幼少期は祖母が僕を育ててくれました。年の離れた弟が生まれたころ祖母がなくなったんで、弟は近所の団地のおばちゃんが育ててくれました。というか、団地のみんなが弟を育ててくれました。

そして僕は東京に。弟は地元に残り、今は理学療法士として地域の老人たちの健康をサポートしています。当時は本当に暖かいコミュニティーが地域にはありました

現在はどうか。

東京では、どこの小学生も受験戦争に巻き込まれ、朝から晩まで塾。試験の偏差値で人間性まで優劣をつけられ、親も子育てに疲弊します。

加えて、湾岸エリアの構想マンションでは、上層階と下層階の物件価値の違いから、所謂タワマンカーストまで生じていると聞きます。

はああ。

あまりにも子育てにかかるコストや負担が大きすぎます。田舎で育った僕は本当に違和感しかありません。でも今はこれは全国の都市部で普通なのかもしれません。

加えてコロナ。将来への不安から、妊娠をためらう夫婦が増加しているとの報道もあります。
それはそうですよね。現代において、子育てのコスパは悪すぎます。

 

こんな世の中でいいのか。最近本当に考えます。

なんか、自分にできることはないだろうか。
僕のスキルアセットを使いつつ、他の方々からの協力も得ながら。

もしくは、先に支援の輪を広げられている団体への寄付を行うとか。

 

以前、「デザイン思考」のワークショップに参加したことがあります。
この思考とは、まず全てがうまくいった場合の「あるべき姿」を想像し、それと現状のギャップを認識した上で、その問題を細かく因数分解。一つ一つその問題に対する解決策を立案するというもの。

 

子育て環境における僕の「あるべき姿」とは、幼少期の僕や弟の過ごしたあの日。

地域のみんなに見守られ、緩やかなコミュニティーを形成しながら、たまたま手が空いている大人が地域の子供の面倒を見る。子供の居場所が自宅1箇所だけではなく、様々な場所に点在しているようなイージ。

そして、コミュニティーに属する若い夫婦は、子育ての負担を自分たちだけで負わず、地域とシェアすることで、逆に仕事面で最大限のパフォーマンスを発揮する。万が一片親となった場合でも、皆が助けてくれるという精神的安全。
地域の皆がお互いをサポートしつつ、逆にお互いを監視するような社会。

極めて変数の多い現在において、このエコシステムを甦らせることができるのか?

そんな中、僕が考える「あるべき姿」の一つが「地域に開かれた子育てシェアハウス」かなと思ってます。
地価の高い東京では難しいかもしれませんが、たとえば温暖な瀬戸内や、九州など。

コミュニティーの人数は、顔と名前を覚えることができる50人程度。
全員が子育て世代でもいいですし、シングルで一人よりもワイワイの方がいい大人。リタイアしたシニアでもいいですね。入居者に関してはしっかり審査を行い、お互いの安全性を確保。
教育に関しては、毎日一定の時間にWeb授業を挟むなど、子供達の学力も確保。
入居審査と学習に関しては、テクノロジーの力を最大限活用します。

 

 

 

 

 

 

 

まあ、いきなりこの規模で展開するのは難しいので、たとえば商店街の一角に子供が集える部屋を確保するとか、晩ごはんを提供してくれるお店を探すとか。3ヶ月後の息子の受験が終わったら、色々近所で試してみると面白いかなと妄想しております。

 

何人かには伝えてるんですが、僕のビジョンは「日本の人口を増やすこと」

これに向けて自分に何ができるのか、どうやって仲間を作っていくのか、色々な人に聞きまくって小さくてもいいので自分のビジョンに近づけるように生活したいと思っています。

ぜひご意見いただければ嬉しいです!

では、皆様いい週末を!

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