皆さんは「何のために働くのか」考えたことありますか?
衣・食・住のため、社会貢献のため、愛する人を幸せにするため、色々あると思います。
或いは、上の3つ全てのためとも言えますよね。
そして、その「何のために働くのか」次には「どのように働くのか」つまり「どんな職業を選ぶべきなのか」という疑問が生じます。もちろん、職業の選択は個々の自由。
そこで、今日は「職業選択の自由」を少し掘り下げて考えてみたいと思います。
法律の教本にはその意義についてこのように述べられています。
職業選択の自由は、通常、経済的自由と位置づけられるが、精神的自由としての側面をも有する重要な権利である。
最高裁も、およそ職業は、「人が自己の生計を維持するためにする継続的活動であるとともに、分業社会においては、これを通じて社会の存続と発展に寄与する社会的機能分担の活動たる性質を有し、各人が自己のもつ個性を全うすべき場として、個人の人格的価値とも不可分の関連を有する」ものとしている。
つまり、「職業」とは
①自己の生計を維持するため
②社会の存続と発展のため
③各人が自己のもつ個性を全うするため
とあり、これらの職業を選択するのは、「自由」であると記されています。
この③各人が自己のもつ個性を全うするため。という言葉、とても深いですよね。
僕個人的には、「働く」意義がとても現実味を帯びて瑞々しく感じました。
最高裁はこんなに素敵な言葉で「働く」を定義されてたんですね。感動です。
働くことを世の為人の為とした上で、最後の最後は、「個性」を全うしてもいいんです。最高裁が言ってるんです。
2020年は、本当に皆様大変な年で、この瞬間も大変なご苦労をされている方々は多くいらっしゃると思います。また、将来の不安をかき消すために、がむしゃらに目の前の仕事に向かい合っている方々も多いと思います。
どうか 、働き過ぎで体調など壊さない様に、いつかご自身の個性を全うできるお仕事ができます様に、無責任ながらお祈りするばかりです。
皆様も、出来るだけ今の職場で「自己の個性を全うできる場所」を探してください。それはニッチな場所でもいいと思います。もし、職場にその様な場所が見つけられない様であれば、小さな複業に取り組んで見ることをお勧めします。色々見える景色があります。でもその場合に注意しないといけないのは、くれぐれも自分の時間を人の為に安売りしないこと。自己実現のために使うべきということです。
色々偉そうなこと言ってすみませんでした。
今日で、僕の投稿も3週間連続となりましたので、仕事に関する思いの丈を綴ってみました。
働くことに関しお悩みがある方がいらっしゃれば、僕でよければ一緒に考えますのでお気軽にメッセージくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!