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#85_友人の0→100力に脱帽

今日は、ランニング仲間で経営者のSさんとランチしました。

 

彼は、日本以外の国で生まれ、大人になってから来日。新卒で入社した貿易会社での経験を生かし、数年前に日本で独立。異国の地で素材の輸出入の会社を興しています。

彼とは3年くらい前にランニングサークルで知り合い、当時は毎週よく陸上競技場に集まって練習しました。

今は、お互いにビジネスや子育てに奮闘する日々を過ごしており、今日会うのは一年半ぶり。

 

この一年、やはりコロナの影響で大変だったようです。

主に、日本で生産される素材を海外に輸出する事業が柱のようですが、まず国内工場の稼働が下がり、輸出できる素材の確保が難しくなったと。

加えて、輸出先のアジア諸国の港がロックダウンされ、輸出することができない。さらに輸出できたとしても、海外企業が支払いに応じるかどうかは、やはりカントリーリスクあるとのことでした。

 

そんな環境下、確かに売上は目標には達しなかったものの、しっかり利益は確保し黒字決算。来年は新たな輸入ビジネスにすでに布石を打っているとのこと。

いや、もう脱帽です!!

 

さらに国内での設備投資を考えているとのことで、資金調達に関し意見交換しました。

彼は僕にランチを御馳走した後、飛行機で地方の取引先の元に飛んで行きました。

 

そんな中、サラリーマンである僕は、本日ボーナス日。
うちの会社もコロナの影響で業績が落ちたため、いつもよりも少ない額。でも、いつも通り決まった日に支給されました。

とってもとっても有り難いんですが、Sさんと会っていたこともあり、何かが引っかかります。

Sさんがこんなに苦労して異国の地で働いて、しかも従業員の生活も背負わないといけないプレッシャーをうけながら、それでも楽しそうに将来を語る姿を眼の当たりにした後、
「自分はこんなに楽していて、果たしていいのか?」
と疑問を感じました。

 

僕は、大企業という大船に乗って、それが安全だと思って生きている。一方、Sさんは、自分で自分の船を作っている。

もし、全ての船が沈むような大事件が起こったとします。

今の僕に、沈没する船から素早く脱出し、自分のボートを作ることができるのか。
答えは「否」です。

 

でも、Sさんには、素早くボートを作り、周りの人を助ける力がある。

なぜなら、0から1を造る知識と能力を持っているから。1を造ったあとは、周りの人を巻き込み一瞬で10へ、そして100へ成長させることができます。

 

今日、彼とランチができて本当にいい刺激を頂きました。

ありがとうSさん。
来年また会う頃には、0→1の力をせめて身につけておきます。

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