新米大家で銀行員ブロガーのピースです。
毎朝ランニングしてますが、随分春めいてとっても気持ちがいいです。
もうすぐ桜の季節♪
今年もワイガヤはできませんが、それでも静かに楽しみたいと思います。
今日のお話は、
「幸せというものは、ハイブリッド構造「BE」と「DO」でできている。」というお話をしたいと思います。
目次
「BE」いわば「土地」、「DO」とは建物
「BE」について
まず「BE」とは、そこに「ある」「存在する」という意味です。生まれた時には母親がいて、今朝目覚めた時には「今日」というものが始まっていて、外に出ると「空が青い」「風が気持ちいい」。そういう感覚です。
でもこの「BE」というのは、ある意味当たり前すぎて、意識しないとすっかり「ある」ことすら忘れてしまいます。もしくは気づかず時が過ぎてしまいます。
それは「ある」ことを失ってから気づくことが多いと言えます。大切な人が居なくなったり、体調を壊した時とかですね。注意して「ある」ことを意識する必要があります。
でも、「ある」ことに気付いていないのに、それを意識することって難しいですよね。
脳内物質「セロトニン」
これは、私たちの日常的な幸福感を構成する主たる幸福物質の一つとしてあげられる物質で、一言でいうと「健康の幸福」。心と体が健康である時にこの「セロトニン」が分泌され幸せを感じます。
「BE」の幸せ
「BE」の幸せはには、不思議な特徴があります。それは、「減らない」もしくは「減りにくい」んです。例えば、天気がよくて「空気が美味しい」日があったとしましょう。次の日もお天気で、その次の日もお天気だった場合、「この空気の味飽きたな」とは思わないですよね。
朝ランニングをしてシャワーを浴びた後の朝食は、毎日とにかく美味しいんです。
赤ちゃんを毎日みて、「見飽きた」とは思わないですよね。それが「BE」の幸せの特徴です。
ただし、前に述べた通り「ある」ことを忘れる、もしくは気付かないという厄介なものでもあります。
「BE」は土地
僕は、不動産投資家なので、無理矢理不動産にこじ付けますが、「BE」は土地に似ています。
あなたが今過ごしている場所の下には必ず土地があります。
(飛行機や船でこのブログをみている方はごめんなさい 笑)
土地は、全ての生活と経済活動に必要不可欠なもので、過去から現在、未来へと、永遠にここに「ある」ものです。
でも、土地の上に突っ立っているだけでは、幸せにはなれません。その土地で何をするかが重要。つまり「DO」が大事なんです。
「DO」について
「DO」とは、何かを「する」という意味です。例えば、お金持ちになるためには「働く」必要がありますし、有名になるためには「努力」する必要があります。
また、お腹がへったら「食べる」し、仕事帰りのビールを「飲む」のは最高ですよね!
つまり、「DO」とは、自ら意思を持って「成す」ことです。
脳内物質「ドーパミン」
これも、私たちの日常的な幸福感を構成する主たる幸福物質の一つとしてあげられる物質で、一言でいうと「成功の幸福」。何か目標が達成された時に、「ドーパミン」が分泌され幸せを感じます。
「DO」の幸せ
ドーパミンは、私たちの「モチベーション」「やる気」も源であり、これがあるから努力できたり、ここぞということに力を発揮できたりします。
例えば「スポーツ大会で優勝」して、泣きそうなくらい大喜びする感覚です。自分が成した「DO」により目標や夢が叶うことで「高揚感」が伴います。
ところが、2つ厄介な特性があります。それは
「限界効用逓減」と「依存症」です。
「限界効用逓減」とは、お金がない時に得た1万円はとても嬉しいが、裕福になった際の10万円はそんなに嬉しくもない。1杯目のビールは美味しいけど、5杯目のビールは美味しくない。
しかも「DO」の幸せには、「もっともっと」という力が働き、スポーツ選手では「いつも練習していないと不安」になったり、ビジネスマンであれば「休むと不安」、お酒であれば「アルコール依存症」などが、この「DO」の幸せの厄介な特徴です。
「DO」は建物
これも、無理矢理不動産にこじ付けますが、「DO」は建物に似ています。
土地が更地のまま存在していても、それはとても勿体なく、そこに建物があって一定の目的を達することができます。建物はとても多種多様であり、時には人を楽しませる遊園地になったり、時には人をいやす宿になったりもします。
「DO」つまり、何をするかということはとても大切な目標であり、その目標を達成するために私たちは生まれてきたと言っても過言ではありません。
が、だからと行って、どんどん高層化して「容積率」オーバーの建物を造ったり、人の土地まで侵食するような建物を造ってはいけません。
振り返れば「DO」を追い求めてた自分
20・30代は「DO」を追い求めよ
自分に置き換えて考えてみると、僕は生まれてから30代までは、とにかく「ドーパミン」を欲する生活をしていたような気がします。
20代の頃は、寝る間も惜しんで働いたり遊んだり、たまに勉強したり。
30代前半は、もう毎晩のように飲み歩いてましたね。
30代後半は、マラソンに目覚め、朝も夜もトレーニングしてました。
もっとお金持ちになりたかったし、モテたかったし、レースタイムを縮めたかった。
今思うと、色々と「依存症」になってたなと、少々虚しさも感じますが、それでもその時の経験が今の自分を造っている感じもします。
毎日ぼーっと過ごしているよりかは1万倍マシだと思ってます。
若い人には、とにかく自分をやりたいことを全部やろうと言いたいですね。
そろそろ「BE」を大切に
この「DO」を追い求めた結果、どこかのタイミングで、「BE」を強烈に意識できるようになりました。特に、コロナ禍の影響が大きかったですね。
本当の幸せは、日常の生活の中に沢山存在していて、それを守ることがこれから自分が成すことなんだろな。そう漠然と思っています。
建物の土台となる基礎を土地にしっかり定着させるように、自分の「BE」をしっかり人生に定着させること。
まとめ
ということで、今日は随分長文になってしましまいた。
最後にまとめると、
「BE」の幸せは「セロトニン」が分泌されることで感じる。ただし、「BE」の存在を忘れがち。
「DO」の幸せは「ドーパミン」が分泌されることで感じる。ただし、それに依存は禁物。
まず「BE」が土地として存在して、「DO」が建物として役目を果たす。しっかり「DO」することで、「BE」の幸せを噛み締めることが重要。
さて、週も半分。今週もハッピーに頑張りましょう!
では。