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#53_ビジコン、2年連続落選!涙( ; ; )

僕が所属する会社では、年一で「ビジネスプランコンテスト」が開催され、今年で第三回目となります。
因みに、第一回目のビジネスプランコンテストで僕達の案が入賞し、現在そのサービス拡大に奮闘しております。

 

第一回目で上手くいったので、調子に乗って第二回目にも4案応募。

が、全て不採用。

 

そして今年の第3回目ビジコンにも懲りずに8案応募。

が、、全滅。。

正直、2案件くらいは結構自信あったんですが、ダメでした。

 

でも敗因は分かってるんです。

「斬新なアイデアを追求し、マーケティングを全くしなかったから。」

要は「新規事業開発すること」自体が目的化してしまい、顧客の声を聞いていなかったんですね。

 

僕は基本中の基本の調査を怠っていました。仮にこれでグランプリをとって事業化したとしても、競合に既にパイを抑えられレッドオーシャン化しているか、或いは顧客自体が存在しないニッチすぎるサービスなのか。いずれにせよ不幸な未来が待っています。

よく、新規事業のアクセラレータープログラムで話されるのは、
「まず顧客の声を300件聞くこと」
それだけ聞けば、ニーズの有無だけではなく新たな発見があると。

基本の「き」の字を思い出せて、この落選は価値があったのかなと思います。

 

話は変わりますが、今日、女友人と渋谷でランチしました。この友人はまだ僕が血気盛んだったころ(苦笑)、よく恵比寿で飲み明かした悪友なのですが、今はお互いしっかり仕事をしており(笑)、今日は真面目にビジネストーク。3年ぶりの再開に昔話に花が咲きます。

彼女はというと、今はとある事業会社でBtoCビジネスを行うと共に、新規事業の開発もミッションとして課せられています。聞く話によると、まだ出来たばかりの新規事業部隊で、今はビジネスアイデアをひたすらアプトプットする時期と。1日に10案くらい立案する必要あるようです。

新規事業開発の目的は、会社の新たな利益創出のため。

ん??どこか違和感を感じます。

そう。僕が先のビジコンでやってしまった、
「新規事業開発すること自体が目的化してしまい、顧客の声を聞いていない」

改めて、新規事業開発の難しさを感じましたね。みんな陥ってると。

事業開発に必要な事は、まず顧客の3つの『不』(不便、不安、不満)を発見する事。
世の中の『不』は、実は既に99.99%解決されており、0.01%をいかにして顧客に気づかせるかがが重要。その『不』を解消するための強い動機(モチベーション)が自分自身にあってこそ、やっとスタートラインに立てるんですよね。

そして、どんなに頑張って産み出した事業でも、呑気にしてるとすぐに模倣されシェアを奪われてします。○○ペイのように。

模倣されないようにするためには、自分自身が圧倒的な熱量を持って、一気にシェアを抑える事他社に真似できないブランディングによって参入障壁を作る事

 

分かっちゃいるけど、これができれば苦労しない!!

まずは、解像度高く顧客のニーズを捉え、『不』を言語化する作業をひたすら続けるしかないですね!!

さあ、明日から月曜日。ハッスルで頑張りましょう!!



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