Caz日記

#129_TOKYO2020オリンピック開会式でNHKが語らなかったこと5選

ついに始まりましたね。TOKYO2020オリンピック。

2021年7月23日、皆さん開会式はご覧になられましたでしょうか。

内容の賛否は少し横に置いておいて、開会式後に私が知った”深いい”話を5つほど。

これ、本来は放送しているNHKにしっかり説明して欲しかったところですが、特定の個人や企業の宣伝となる行為はできなかったのか、しれーっと流れて行っちゃってます。

 

看護師ボクサー 津端ありさ

 

開会式のセレモニーに、看護師で、ボクシング女子ミドル級の津端ありささん(28)が登場。アスリートが暗闇の中でトレーニングする姿を演じ、試合ができない悔しさや再スタートする様子などを表現されてました。

僕は、てっきりハーフのイケメンと思っていたのですが、大変失礼しました。

彼女は、今年6月に行われる予定だった世界最終予選を目指して練習を重ねてましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会が中止に。

それでも、看護師として医療に貢献しながら、五輪に出場する日本代表の同僚には勝ち取った大舞台で輝いてほしいという願いもあったとのこと。

 

いやいや、本当に男前ですよね(笑)

20秒間の黙祷

 

新型コロナウイルスによりご不幸にあわれた方への黙祷と放送では話されていと記憶していますが、実は他にも理由が。1972年のミュンヘンオリンピックで殺されたイスラエルの選手とコーチを追悼する黙祷でもありました。

1972年のミュンヘンオリンピックでは、武装組織が2人のイスラエル選手を殺害し、合計9人の選手とコーチを誘拐。 武装組織は、誘拐した9人を人質にしてパレスチナ人の囚人を解放するよう求めたが、最終的に9人は殺害されてしまいました。殺害された選手の家族は、IOC(国際オリンピック委員会)に対してオリンピックの開会式で黙祷を捧げるよう長年求めてきましたが、IOCは拒否し続けてきたようです。イスラエルのネフタリ・ベネット首相は東京オリンピック開会式で黙とうを捧げたことで、日本に感謝を表明されています。

オリンピック開会式で、この悲劇で亡くなった犠牲者を悼むための黙とうが捧げられたのは今大会が始めて。

ピクト

 

これ、知っている人は知っている、元ラーメンズ、小林賢太郎氏のお家芸。そう、開催直前で、演出を解任された方です。って、しっかり演出が残っ

 

トーチ

 

このトーチ、実は東日本大震災の被災者住宅の窓サッシュをリサイクルしたもの。リサイクルはLIXILさんが担当されたとのこと。長年、被災者の生活を支え、役目を終えた素材が、このような美しいトーチに再利用されているとは、素敵じゃあないっすか!

聖火台

 

 

東京五輪の開会式で初めて披露された聖火台は、太陽をモチーフにデザインされたもの。球体が花のように開くことで生命力や希望を表し、東京五輪が始まったことを神聖なイメージで象徴的にビジュアライズしている。聖火をともす燃料としては、五輪史上初めて水素が活用されています。

しかも単純に水素を燃焼させてだけだと、このような赤い炎は出ません。水素は燃焼時に無色透明なことから炭酸ナトリウムによる炎色反応で着色し、自然な炎の色にしているということです。が、この炭酸ナトリウムを混ぜる技術や、その熱に耐える聖火台を作ることは、かなり試行錯誤が繰り返されたもの。

 

と、いうことで、NHKが開会式で語らなかったこと5選でしたが、あなたはいくつご存知でしたか?

僕も途中から眠くなる開会式でしたが、色々な方の苦労や努力があったようですね。

 

がんばれ、ニッポン!

頑張って栄光の舞台を掴み取ったアスリートには、是非全力を出し切って悔いのないオリンピックにして頂きたいですね!

 

では!

-Caz日記