Caz日記

#14_出世街道から外れ、レアキャラを目指す

僕が今の銀行に入ったのは、28歳の時です。前職は商業施設開発の会社で設計をしていました。ビジネスマンというより技術屋で、全く金融の知識はなかったのですが幸い口は達者な方だったのもあり、面接で一定の評価を受け今の会社に転職。初めの2年間は契約社員として必死に働いて、はれて3年目で正社員雇用となり、それから10年ちょっと経ちます。

そんなサラリーマン生活の中で僕が自らの生存戦略に選んだのが、「レアキャラ化」です。

同期のプロパー社員はみんな高学歴で仕事も優秀、さらにモチベーションも高いときています。そもそも僕は入社の時点で出世レースに乗っていないし、優秀な同期と争いながら上を目指すのもしんどいと思った結果、レアキャラです。

まずレアキャラを目指す為に、実務と直接的には関係ない社外の人たちと飲みに行きまくりました。特に、当社を退職し全く違う業種に転じた方々に、外から見てみてウチをどう思うかとか、どんなチャンスがあったら辞めなかったかとか、どんなキャラがいたら、ウチの会社と付き合いたいと思うかなどなど。今思うと大変失礼な質問を色々していたような気がします。笑

そこで見えてきたのが、スタートアップっぽいキャラ。ワクワクを生み出しそうなキャラ設定です。

期を同じくして、会社の新規事業コンテストの枠組みが創設されました。これは、レアキャラ設定には持ってこいだと思い、志を同じくする後輩と一緒に事業アイデア応募。書類選考やピッチを経て、最優秀案件に選定されました。幸運だったなと思うのですが、こういう時に限って、課長昇格の話が持ち上がります。新規事業を興すことを諦め、既存事業に残れば昇格。とても迷いました。

誰かの言葉で「迷ったら厳しい方にいけ」とありますが、最終的には僕はレアキャラのイントレプレナーを目指す決心をしました。

今も正直、その時の選択が正解だったのか、わかりません。でも、イントレプレナーとしてがむしゃらに動いているうちに、応援してくださる方々が増えてきたのは事実です。このような方々と話すと、年上からは「久々に夢ある話ができて嬉しかった」とか、年下からは「私もチャレンジしてみたい」とか、本当に有り難すぎるお言葉を頂けます。

どうやら、レアキャラは、この均質化され個性が失われた企業の中で、社員に勇気を与える存在になり得る気がしています。

今日も長々と失礼しました。もしこれをお読みの方で毎日の仕事がつまらないなと思った時は、自分なりのレアキャラ設定を考えてみてはいかがでしょうか。周りの皆様にも楽しんで頂けますし、働き方改革やダイバーシティの文脈の中で、会社側も結構応援してくれますので。

では、皆様、上半期お疲れ様でした。下半期もレア度全開で頑張りましょう!

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