今日、とあるアラフィフ先輩から衝撃的な事実を告げられました。
バツイチ再婚先輩で、お子様がまだ3歳。
趣味は「サバゲー」。しかも相当なヲタク。
先輩は突然こう切り出します。
私、起業します。
え、まじすか。いい歳こいてチャレンジングで最高ですね!
ちなみに、何で起業?
サバゲー
いやいや、また〜 笑。ほんとは?
ん。だからサバゲー。「サバイバルゲーム」ね。
サバゲーという言葉の意味を知りたいんじゃなくて、冗談でしょ(笑)
、、、、って、本当ですか?
今の管理職捨てて、ヲタク道突き進むんすかー?
いや、真面目に。税理士にも相談して、政府系銀行から開業資金調達したよ!
、、、
僕も、Twitterや、Voicyで、インフルエンサーがよく言っている「好きなことで生きていく」という話が好きですが、それは彼らのポジショントークでしかなく、サラリーマンには無縁の話かな。
そう思っていました。
特に子育て世代の僕らにとっては、安定が何より重要で、家庭を持っての独立はリスクが大きすぎて、大手金融機関を辞めてまで、「好きなことで生きていく」人なんかいない。
そう決めつけていましたし、僕自身を正当化する為にもそうであって欲しいと勝手に納得していました。
ところが、アラフィフ先輩はこう言うわけです。
3歳の私の子供が25歳になった時、自分って70歳なんだよね。
それまで、今の会社にしがみ付く方がリスクが高いと思ったんだ。
確かに。
我が社では、役職定年が55歳。その後は一応65歳まで雇用してくれるものの、年々給料は下がります。年金をもらったとしても、おそらく70歳から。
そんな中、一定の貯蓄がある今のうちに自分の事業を創ることは、正しい選択肢かもしれない。
アラフィフでも、起業1回くらいの失敗ならまだ大丈夫。
それよりも、60代でポーンと会社から放り出され、その後30年も40年も生きていかないといけないリスクを考えるとゾッとしました。
先輩曰く、サバゲーはまだ未開拓な分野が沢山あり、○○したり、△△分野とかは、まだポジションが空いている。(先輩のアイデアは控えさせて頂きます!)
このあたりを、丁寧にご両親やご家族、そして政府系銀行にも説明し、協力を取り付けた模様。
確かに、この事業モデルなら、廻る仕組みを創りさえすれば労働からは解放される。
恐るべし、ヲタク!!
熱い、ロックだぜ!!ヲタク!!
もう、会話最後の方は、「ヲタク礼讃」的トークで超盛り上がりました。
僕も最近、レンタルスペース運営を細々と始めましたが、結構「ヲタク」利用率は高いです。
ジャニーズの推しアイドルの誕生日会を勝手に開いたり、友達2、3人でコスプレしてしゃべったり、超マニアックな内容のYouTubeを撮影したり。
一見、生きるためには全くない活動ですが、そんなヲタク文化がしっかり経済活動として社会を廻している。そう感じざるを得ませんね。
僕は飽き性で、ヲタク気質ゼロなので、人生をかけてまで取り組める何かがある「ヲタクの皆様」がとっても、とっても羨ましいです。
「クールジャポン」じゃないですが、もしかしたらこれからはそういう価値観が日本を世界を変える力になるのかも。
そんなことを考えた、水曜夜でしたとさ。
あなたのその「好き」が、世界を変えるかもしれません!!