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仕事の合間に、”リブポート浜松町”にお邪魔しました
ここは渡邊倉庫が運営するコワーキングスペース。
浜松町駅徒歩20秒!!
築古ビルをフルリノベした施設で、地下1階、地上6階建てのとっても快適なワークスペースです。
施設概要
地下1階 写真スタジオ・倉庫
1階 レストラン
2階 仮眠エリア(残念ながら閉鎖予定)
3階 受付・コワーキングスペース
5階 個室オフィス・会議室
6階 プレミアム会員オフィス・ラウンジ
特徴
まず、とにかく駅が近いです。
築年はおそらく50年以上。
でもしっかり耐震補強されており、スケルトン天井なため、築年にしては天井は高く感じます。
いい感じに、レトロな佇まいですよね!
一階にはお洒落なイタリアンレストラン ”カフェ・ラボエム”があり、裏路地のお洒落な雰囲気を生み出しています。なんだかほっとする光景です。
室内環境
3階が受付兼コワーキングスペースで、高速Wi-Fi完備。他の人に会話が聞かれたくない時は電話専用スペースが2ブースあります。
飲み物は自販機にて購入ですが、時間が合えば、1階の店舗、ラ・ボエムで煎れたホットコーヒーが無料で飲めます。
料金
スポット利用:500円/h、1,000円/3h、2,000円/1DAY
コワーキング会員:15,000円(月)
その他、個室利用料金あり
ということで、おそらく東京都心コワーキングではかなりリーズナブル!!
これぞ、環境配慮建築!!
浜松町周辺は、僕が東京にきた時は、世界貿易センタービルと東芝ビルしか高層ビルはなかったのですが、最近再開発がすごいです!WTCビルと同程度の高さのビルが駅周辺に何棟も新築されており、本件の目の前にも、超高層ビルが竣工間近です。
環境性能が高いビルを造るために環境破壊をしている
浜松町や神保町、麹町など、○◯町と名前がつく地名には古くから商売が盛んで、昭和中頃に建設された古ビルが多く残ります。このようなビルは、若干耐震性に問題があり、昭和56年より前に建築確認を受けたビルは、所謂「旧耐震」と呼ばれ、大地震に対する耐力が不十分です。したがって、築40年程度になったビルは、どんどん解体され、跡地には再開発ビルが大手デベロッパーにより建設されています。
でも、築40年でも、鉄筋コンクリート造のビルは、躯体自体はまだまだもちます。少し耐震性能が低いだけ。あとは、規模が小さく設備も古いので、大企業が入居するにはスペックが足らず、オフィスとしての商品性が陳腐化し、結果取り壊しという運命を辿ります。
当然取り壊された建物は産業廃棄物となり、鉄のような再利用可能な部材を除き、焼却されるか埋め立てられます。
古ビル+テレワークでよくないか説
このパンデミックを経験し、僕らの働き方は変わりました。
浜松町の東側に建築された”東京ポートシティ竹芝”
このビルはソフトバンクGが一棟借りしていますが、この前下層階のレストランに行きましたが、ビルには人っ気が全く感じられません。
防犯ロボットが広いロビーを寂しそうに動き回っては、僕らを珍しいものを見るかのようにたたずんでいます。
このビル、必要??みんなテレワークしてんじゃん?
じゃあ、チームでミーティングが必要になったら、リブポート浜松町でよくない?
そう思うわけです。
イギリスは古ビルこそ良しとする
ヨーロッパでは、建物の築年が経過するほど価値が上がります。家賃も上がります。
国民の美意識の中で、古いものを大切にする気持ちが根付いています。
なので、あの美しい街並みが残っているんでしょうね。
日本もそれでいいのになあ。
人も歳を重ねる度に魅力が出る
歳をとってもカッコいいおじさんや、綺麗なご夫人っていますよね。
さっきの建物じゃあないですが、古い物は古い物なりのいいところ、例えば安心感や癒し、埃みたいなことものがあります。
僕も歳を重ねる度に味のあるジジイになれればいいな。
そう、古ビルを眺めながら思いに耽ったプレミアムフライデーでしたとさ。