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#132_ 社長の本音「45歳リストラ」論!?

月〜金でお仕事されているサラリーマンの皆様、一週間お疲れ様でした!

 

僕も仕事終わりでぐったりしていますが、これはブログに書いておかないとという、オヨヨと感じるニュースが飛び込んできました。

 

【毎日新聞】
サントリーホールディングスの新浪剛史社長が9日、新型コロナウイルス感染拡大が収束した後の日本経済の活性化策について「45歳定年制を敷き、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ」と述べ、SNS(ネット交流サービス)上で波紋を広げている。新浪氏は10日、「定年という言葉を使ったのはまずかったかもしれない」と釈明した。

 

2019年10月、トヨタ自動車の豊田社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」とおっしゃったのは記憶に新しいと思います。

今回は、終身雇用どころではなく、45歳定年!!

(僕も、来年定年!?)

そんなことを、プロ経営者で有名な、新浪氏がおっしゃいました。ついつい本音が出ちゃった感じですね。

 

 

ただし、我々サラリーマンは、しっかり自分ごととして受け止めないといけないわけです。

 

僕の会社は、各人の退職準備金が毎月会社が積み立ててくれていて、退職するとそれが一時金か年金として支払われるわけですが、僕の会社の場合は、退職した年齢に応じて、なんと意味不明の「掛け目」があります。

 

30歳代で退職した場合は、なんと「0.3」
40歳代前半は「0.4」
45歳からは「0.7」
55歳からは「1.0」

が、退職準備金に乗じられるというもの。これはこれで若くして辞めさせないブラックな企業だなと入社を後悔したくなるわけですが、45歳になった時点で、「どうぞお辞めください」感が出てくる掛け目と思いませんか?

 

つまり、45歳は大きな節目ということですね。

僕も今、44歳。本当に色々考えらされます。

 

ちょっと、第三者的に考えてみると、サラリーマンからみた45歳定年のメリデメはこんな感じでしょうか。

 

「メリット」
一つの会社にとらわれず、副業や復業に積極的になれる。
45歳からの第二就職市場が生まれる。
フリーランスが多く生まれ、イノベーションが起きる。

 

「デメリット」
サラリーマンの最強の武器「安定」が失われる。
住宅ローンが組みにくくなる。
子供の教育費を捻出し辛くなり、若者の学力低下。

 

このメリデメを踏まえて、僕ならこう対策します。

 

  1.   頻繁に転職を繰り返し、複数の業界にて経験を積む。
  2.   20代はがむしゃらに会社員を頑張り、35歳から業務委託に切り替え。複数の会社を兼職する。
  3.   なるべく社宅に住み、持ち家は買わない。社宅制度がない場合は、住宅コストの低い田舎に住む。
  4.   45歳までに純資産1億円を準備する。

 

人件費の高い高齢社員がいなくなるので、若者の給料が増加。それくらいの資産は積み上げれる人増えるんではないかと。

45歳までに1億円用意できれば、それを4%で運用します。すると、年400万円の収入が生まれるわけです。

年400万円あれば、そんなに贅沢しない限り生活していけますよね。

 

その上で、45歳からは、フリーランスメインで働き、スポットで元居た会社の仕事を外部委託で受けるイメージです。

 

ただしここで問題が。
中には働きたくてもそんなに働けない人も居るわけですよね。

 

僕自身も、いつの間にかそんな無気力な人間になっている可能性はあります。

何らかの理由で気力がなくなった中高年が安心して暮らせる「セーフティネット」は必要そうです。

 

どんなセーフティーネットがあるかなと考えたんですが、例えば、国による家賃補助と職業訓練。
国が家賃補助を行う代わりに、補助を受けている方には、成長分野への人材活用を促す職業訓練を義務化。
そのマネジメントを受託する民間企業も現れると思います。

 

もう一つの問題は、子供の教育費が払えない問題。これはもう、公立校の教育レベルを上げることで解決できるかと思います。過度な受験戦争による、学生の負担は最近度が過ぎていると感じます。

 

そして小学校からお金の教育やビジネスの教育を行い、高校生起業家が沢山生まれる世界ができると面白いですよね。

 

そんな感じで、昨日今日の新浪剛史社長の「45歳定年」発言は、非常に示唆に富む内容だったかと思います。

この土日もコツコツ勉強したり体鍛えたり、気力いっぱいの45歳を迎えれるように、僕も頑張りたいと思います!

 

あなたは定年後、どんなセカンドキャリアを迎えますか!?

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