副業 本業

#37_仲介ビジネスはオワコンか!?

僕らの生きているこの社会って、望む望まないにかかわらず変化していきます。
特にテクノロジーの進化って本当に早いですよね。

ところが僕が所属する会社で仕事していると、まるで時が止まったように20年前とほぼ同じ業務フローで仕事をしている気がします。この20年で変わったところと言えば、デスクトップパソコンが、ノートパソコンに変わって、Windows95が、windows10に変わったくらいでしょうか。Web会議や電子印鑑は導入されましたが、根本的には業務内容は変わらず、アコギな営業スタイルです。

恐らくこれはウチの会社だけではなく、日本の大企業の多くは旧態依然とした紙文化スタイルなんだろうなと。各種情報はデジタル化されず印刷物として金庫に保管されているため、情報が共有化されずそこに「情報の非対称性」が生まれるわけです。

その「非対称性」に目をつけ、厳格な情報管理の元、顧客間での情報仲介にて報酬を得ているのが銀行業界かなと思います。

一方、小売業界や流通業界では、商品やサービス価格は、常にモニタリングされネットに公開されています。消費者は、日本だけでなく世界中を検索してもっとも安い商品を買うことができるし、ダイナミックプライシング技術により、需要と供給バランスが常に一定に保たれるシステムになっています。つまり情報の非対称性はほぼ無いというわけです。したがって、小売業界や物流業界は単なる情報の非対称性に頼らず、更なる付加価値の提供という戦略に舵を切っているわけですね。

このテクノロジーの波は、近い将来恐らく銀行が取り扱うレベルの情報に関してもその非対称性を打ち消す方向に作用するんでしょうね。

そう。媒介ビジネスがオワコンとなるわけです。
したがって、銀行業界は大きく業態変更を迫られるわけで、大きなゲームチェンジが起こると考えられます。
なんと面白い世界に僕は身を置いているんだろう。と、なんかワクワクしております。

 

と、花金なのに、なんともまあお硬い話をしてしまいました!
コロナ前であれば、今頃の時間は新橋のカラオケで歌謡曲を熱唱しておりました(笑)

このパンデミックの環境下で色々学ばせてもらったなぁ〜っと、
ただ今家でハイボール飲んでおります。

僕もまだまだITリテラシー低いので、引き続き情報収集と発信を継続したいと思います。

では、良い週末を!!

 

 

-副業, 本業