僕は、小さい頃、米国のスペースシャトルが大好きで、小学校のノートには、必ずシャトルの落書きを書いてました。将来、スペースシャトルを作る仕事に就きたい!そう思った時期もあったような気がします。そんな僕はここ最近ちょっと興奮気味です。
7月11日、宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングスの創業者リチャード・ブランソン氏(70)と同社従業員が、有人宇宙船の試験飛行に成功しましたよね。
興奮の理由、これです!
乗組員を乗せた宇宙船「VSSユニティ」は米ニューメキシコ州の滑走路から現地時間午前8時半すぎに母船の飛行機に抱えられて離陸。上空で母船から切り離された後にロケットエンジンを噴射し、高度約28万2000フィート(約8万6000メートル)まで上昇。離陸から約1時間後、滑走路に無事帰還しました。
短い宇宙旅行でしたが、数分間無重力空間を体験。宇宙船からみた景色は、まさに丸い地球でした。
それに、この宇宙船が、めちゃめちゃかっこいい!地上からロケットで打ち上げるのではなく、母船で高度をあげ、重力が小さくなった時点で、宇宙船を切り離しロケット噴射!
もう、スタートレックやサンダーバードの世界観です。
しかも、最後も宇宙船自らが滑走路に着陸。もうクール過ぎます!
また、リチャード・ブランソン氏ですが、めちゃめちゃダンディな70歳。
宇宙にかける思いが、彼をここまで若々しい冒険家にしてるんでしょうね!
でも、よくよく考えると、70歳と行っても人生100年、まだまだ先は長いわけです。
おそらく、本人は現役バリバリの気持ちで日々社会に貢献してるんでしょうね。
以前、読んだ本「なぜ、学ぶ習慣がある人は強いのか?」(土屋裕介、佐々木弘明、徳島晃一郎、著)に、人生は「3ステージ型」から「マルチステージ型」に変化しているという指摘を思い出します。
「3ステージ型」とは、20代までの勉強ステージ、20〜60歳の労働のステージ、60〜80歳の余生のステージで構成されるもの。学校で得た知識を元に、企業に就職。終身雇用され定年をむかえたあとは悠々自適の余生を過ごすというもの。
しかし「人生100年時代」になると、労働のステージは、20〜80歳までの60年となり、これまでの1.5倍に延長されます。この60年ひたすら働き続けるなんてうんざりしませんか?
でも逆に考えれば、時間が1.5倍になって、色々な仕事や楽しみが体験する時間が増えたともポジティブに考えられます。
この本では、この60年間を、「人生三毛作」として、三つの旬の時期を作る生き方を推奨しています。
具体的には、60年を、20年ー20年ー20年と区切って考え、その三つの期間で色々な変化をつけていくというわけです。
例えば、仕事→学び直し→仕事→世界を回る旅→起業→ボランティア、などといったことも可能となります。
ブランソン氏は、第一ステージで、ヴァージンレコードを起業し、エンタメ業界の発展に貢献、第二ステージは、ヴァージンアトランティック航空を設立しLCCの元になる手軽な旅行の業態を創設。そして第三ステージ、宇宙旅行。
まさにマルチステージ型人生。
ブランソン氏の資産は、日本円で約5,000億円と、僕らの10万倍くらいお金を持っているわけですが、じゃあ僕らより10万倍優れている人間かというと、そんなことはない。
ただ、マルチステージを心から楽しみ、日々学びと挑戦をし続けてきた結果、民間人で初めて宇宙に到達した人間になれたということですよね。
この記事を読んでくださっているあなたは、今どのステージですか?
一つ先のステージが見えてきたら、この宇宙船「VSSユニティ」のように、自分の「第2段ロケットに点火」するつもりで、今までののんびりした人生をもう一回ブーストさせてみることを考えてみてはいかがでしょうか!?
さて、梅雨もあけました!暑い毎日が続きますが、まずは健康第一です!!
適度に体鍛えて、元気な80歳を目指しましょう!!
では