今日の東京はシトシト小雨が降ってて寒かったですね!
外出先の喫茶店で飲むホットコーヒーがとっても美味しかったです。
「寒くて外に出たくない」というネガティブな思いと、「でも美味しいコーヒーが飲める」というポジティブな思いが僕の脳内で争って、今日はポジティブな思いに誘われて外出してきました。
僕はどちらかというとポジティブ思考の方で、逆に「落ち着きがない」とよく言われます(苦笑)が、本当にポジティブ思考がネガティブ思考に100%勝っているのかということにつき考えてみました。
目次
ポジティブ・シンキングの罠
よく「マイナス思考よりもプラス思考がいい。なんでもプラスに考えよう!」ってよく言うじゃないですか。僕も言います。でもこれによって、その人の成長スピードが最大化するか?というと、これまた違うんですよね。
人は「利益を得る」よりも「損失を回避する」方に強く意思が働く
例えば、資格試験。宅建としましょうか。
3ヶ月後の試験に合格すれば、昇格。
3ヶ月後の試験に落ちれば、解雇。
あなたなら、どちらの方が勉強に身が入りますか?
中には「そんなこと強制する会社はこちらから辞めてやる」という方もいらっしゃるかと思いますが、通常は、「試験に落ちれば、解雇」の方が人は頑張ります。
ちなみに、うちの会社では宅建は必須資格で、僕が入社した15年前は、「落ちたらクビだぞ」と言われてました。今は「受かれば昇格しやすいよ」と言われます。合格率は、ざっくり僕らの時は9割。今は6割くらいですかね。
突然日本語が使えない国に放り込まれ、このままでは野垂れ死ぬかもと、必死で語学を短期間でマスターするというのもわかります。
ポジティブ・シンキングで成功している人は、かなりの負けず嫌い
ポジティブな人の例でいうと、サッカーが好きで好きで50歳になってもスタメン。算数が好きで、いつまででも勉強していられる。こんなポジティブで生き生きと好きなこと実践されている人っていますよね。少々問題があってもへこたれません。いつも前向きに努力する姿に、「やっぱりポジティブに生きないと」と感じることもあると思います。
でも、実はこういう人って、とにかく負けず嫌いなんです。「誰かに負ける」ことを回避することで大きなパワーを得ていることも多く、実はネガティブな考えに成り立ったポジティブ思考なんですね。
ネガティブ・シンキングの罠
ポジティブ思考だけで物事を考えていると、平和にぬくぬくと毎日を過ごすことに成りかねないので、ポジティブだけでもマズいというわけです。ただし、このネガティブ思考での「危機感」に根ざした努力が素晴らしいのかというとこれも違うんですね。
強い成長を強いるため、精神と体力がすり減る
ネガティブ思考を起点とした活動は、最大瞬間風速を作るという意味においては優れているのですが、長くは続きません。どんどん「疲労感」が増え「幸福感」が下がります。
何のために努力がしているのか分からず、心がプッツンという燃え尽き症候群にも成りかねません。
では、僕らはポジティブ思考をネガティブ思考、どちらを優先したらいいのでしょうか?僕個人としての意見で恐縮ですが、こう考えています。
インターバル・シンキングのすゝめ
ベースはポジティブ思考で、細切れなネガティブ思考を挟み込む
大きな世界観としては、まずポジティブ思考が全体を覆うべきです。要はその行為を「楽しんでしまおう!」ということですね。ただ、楽に過ごすだけでは成長しません。
例えば、「しんどい事や嫌な事をやる日」を事前に予定に組み込んで、「その日は絶対やらないと負け」くらいの気持ちで取り組むといいと思います。
ネガティブ事項が予め見えると、ポジティブに過ごせる
DJ社長もいってましたが、僕たちはやりたい事をやるために、やりたくない事をいっぱいやらないといけない。でもやりたくない事をやる力は、僕らには既に備わっている。あとは、たくさん夢をみて、やりたい事のために、やりたくない事をいっぱいやる。
そして、予めやりたくない事の内容や個数を把握していると、初めは大変でも、だんだん楽になってくると思います。
まとめ
今日は、「ポジティブな思い」と「ネガティブな思い」について考えてみました。
どちらが正しいという訳ではなく、人によって程度の差はあると思いますが、ベースはポジティブ思考で過ごし、細切れにネガティブ思考の力で瞬間的に頑張る。頑張ったら休む。これを継続して毎日続けることで、明るい未来がきっと待っている!そう思います。
今、頑張っているあなたの参考になれば幸いです。
では。