今週が仕事納めの方もいらっしゃるかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
僕は、年末に向けた契約対応等で、今日は久々に20時半まで残業しました。普段は18時半くらいにサクッと帰ってしまうのですが、かなり溜め込んだ作業をこなす1日になってしまいました。
朝、8時半に出社してお昼も5分で済ませたので、10時間ぶっ続けで仕事したことになります。
感想的には、ふー仕事した!と満足感。
その内訳は?
- 顧客訪問・提案 1時間
- 顧客契約協議 1時間
- 社内打ち合わせ 2時間
- 社内関係者ネゴ 2時間
- 社内申請資料作成 3時間
- 社内雑務 1時間
ん??
顧客に価値提供している時間って2割??
そのほかは、8時間「社内」対応。実に1日の1/3を社内対応に費やしたことになります。
それでもなんだかとっても仕事した達成感。と同時に感じる違和感。
僕が帰宅するタイミングになっても、周りでは打ち合わせの声が方々から聞こえてきます。
なんだ?このモーレツな違和感は。
日本人は、「我慢」や「忍耐」を美しいとみなす民である。どこかの本で読んだ気がします。
なるほど。
僕ら日本人は、我慢や忍耐が大好きで得意。それを前提に「仕事」が設計されている。
そして、「我慢や忍耐」を強いられていることを知らずに、僕らは会社で働いている。
基本給だけだと生活がキツいくらいの水準にしておいて、残業と残業代を交換することを前提に生活水準を保証している。
そして気がついたら、何者でもない55歳になってしまっている。
いやいや、これヤバいでしょ!!
ということで、僕は単位時間あたりの効果を最大化するために、明日から「やめる社内作業」を探査してみたいと思います。
例えば、誰も読まない業務日誌や、報告だけの会議。不要な提案書や、やたら長いメール(お世話になりますとかいらん)。
書類精査に交通費精算、過度な顧客サービスや表敬訪問。
「我慢や忍耐」のカテゴリーに属する仕事で必要でないことは、どんどん切り捨てて、自己研鑽や誰かに価値提供できる時間を捻出したい。
そんなことを感じた月曜日でした。
あなたの会社は「我慢や忍耐」を前提に仕事が設計されてないですか?
意外と自分も気づかないうちにあっという間に1年が過ぎ去りますので、要注意です!!
では。